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2024/05/02

大階段や光のバランスはどう考えた?のハナ氏。

 

 

 

 

こんにちは。ハナ氏です。
まずは、なんとなくでもこのページを開いてくださり、ありがとうございます。大変光栄です。

 

 

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今回はYouTubeでも人気だった「CONTRAST」の設計のこだわりについて聞いてみました。

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https://www.youtube.com/watch?v=PD0wY-yez6o

 

 

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ハナ氏の感想と共に、それに合わせてボスに語ってもらいました!

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2階LDK・テラスについて

 

 

 

 

ハナ氏》
LDKが2階にありとっても開放的でした。
西側は窓から植物が見えるので、気持ちがいい空間で、バルコニーも広く眺めが大変良かったです・・!

 

ボス》
2階をLDKにした理由っていうのは景色が抜けるっていうところ。
将来のことを考えてバリアフリーみたいな感じのイメージをされていた中での2階LDKだったからエレベーターをつけたんだよね。
1階だとどうしても 暗がりになってしまうので2階LDKで スパッと抜けながらも、西側に樹木が立ってたから緑を取り入れた方がいいだろうなと考えて。
庭の代わりにテラスを大きめに取って2階LDKで「開放感」を出した。

 

 

 

 

キッチンについて

 

 

 

 

ハナ氏》
キッチンの扉がダークグリーンでそれに真鍮が合わせてあるので上品。
ハナ氏のお気に入りポイントのひとつでした!
それから、撮影中に西日が入ってきたんですけど、眩しいわけではなく床に映ると寧ろ幻想的できれいだったのが印象に残っています・・。

 

ボス》
「コントラストを強めにする」
光が入りながら暗がりもつくりながら眩しさを 調整する。
陽が当たってない時は (キッチンが)黒に見えるよね。
ちょうど朝日が入る東面に大きな窓を設けているから、キッチンに光がちゃんと当たるように一応しているんだけど・・・
その時にダークグリーンが見えたらちょっと素敵かなと思ってて! 
単純に黒とかグレーにしちゃうと彩り豊かさがなくなっちゃうから少しヌケの感じで 緑を入れた。
グリーンもあそこまで濃いと黒に近いからさ。さりげない感じにできるのでオススメかな。

 

あと、西日ってみんな嫌いじゃん?
「暑い」
「眩しい」
確かにそうなんだけれども・・
ちょうど 西側に樹木が立っているのと。
全体的にLDKっていうのを外壁の最外周からちょっと内側にセットバックしていて、テラスを大きく設けて陽が室内のところに(直接)そんなに入らないようにしてるんだよね。
西日ってさ 太陽の角度がすごく低くなるから低い位置から 差し込むんだよね。外壁面に窓をつけて 西日入ってきちゃうとただ単に眩しいだけなんだけど、そこにテラスという空間を設けて樹木があってとなると幻想的な 揺らめきっていうのが床にうつる。色温度も低いからね 幻想的になるよね。

 

 

 

 

玄関の大階段について

 

 

 

 

ハナ氏》
玄関を入るとまず「どーーん!」と印象的で立派な階段室があり・・
まさに「驚き」から始まる物件でした・・!

 

ボス》
この物件はエレベーターをつけたので、階段の位置づけが変ったんだよね。
上下階の動線のメインはエレベーターになっているから「階段って何の為にあるの?」っていう。
上下階を移動するにはエレベーター。階段は何の役割を持たせるか?というと実は3つあって・・・

 

1つ目は、「眩しい」の解消と「プライバシー」の確保。
2階LDKで南から陽が入る窓を設けることは良いことなんだけれど、外壁面からLDKがいきなり繋がってくると眩しすぎることがある。
あとは外から見られてしまったり、窓越しにね・・・プライバシーの確保がしづらいんだよね。
だから、LDKと外壁の間に階段の空間を設けた。階段の空間があるから、それによって外から 建物を見た時に窓は見えるんだけれどもLDKの中の人の動きっていうのは 見えづらくしたんだよね。

 

2つ目は、アート的なものをつくろうと思ってそれを階段で デザインしたっていう。
みんな(玄関に)何か飾りたくなるでしょう?
お花飾るとか・・アート飾るとか・・この家に合うような モニュメント的なもの。この階段は、飾らなくても様になるような工作物として デザインをしたっていうのと大階段じゃんそこの踏板のところに物を飾れるようにしている。
アートを飾るとかお花を飾る時に平面的に飾るしか方法はないでしょ?床が平面なので・・・。それをちょっとずつずらすことができるのは住宅においては階段だけなので、階段にそういう用途を設けたんだよね。

 

 

最後の3つ目っていうのは、照明の居場所をつくるってとこだよね。
上部に「NOCTAMBULE(ノクタンブル)」が2灯・・吊り下がってるじゃん。階段に吹き抜け空間をちゃんと設けて、そこにつける大きい照明(NOCTAMBULE)に対して、その下にくる何か工作物というものはバランスを取りたいわけだよね。
上の照明と合うくらいのスケール感を何かで出さないといけないとなった時に階段の幅を広げて 奥行きを出して「大階段」にしたっていうところだよね。
それから、階段のところに 照明吊るすってなると、階段室だけのデザインじゃなくてLDKからも見えることによってコストをかける意味が更にうまれてくるだろうな・・照明をいろんな角度から見るというののアレンジだよね。

 

 

 

もっと詳しく知りたい方はこちら▾

https://www.youtube.com/watch?v=L8NAKhNMkoM

 

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