いつも1stPLANをつくるときは
ヒアリングした直後が一番頭が冴えており、
テンションも高い状態なので
アイデアがどんどん出てきます。
そのままプランの原型くらいまで考えることも多々あります。
しかしテンションが上がった状態で考えたものは
一晩寝るとこれはいったいなんだったんだと思うこともあります。
盛り上がっている時の思考は
突拍子もないアイデアを生みますが
ワインのようにしっかり熟成させないと
ものにはなりません。
考える→寝かせる→振り返る→考える
ということを繰り返しやり続けるので
プレゼン日ぎりぎりまでねばってプランを詰めていきます。
要望をただ形にするのであれば
もはやAIにもできちゃいますからね。
「空気感」をデザインするということは
頭の中でクライアントが動いている姿を想像しながら
そこに最適であろう素材、寸法、いわばデザインを落とし込んでいく作業です。
平面図からスタートすることはあまりありません
コンセプトが決まったら
大まかなゾーニングを行い、スケッチを行い、スタディ模型などをつくりながら
総合的に完成していきます。
アイデアを生んでは捨てての繰り返しが私の仕事です。