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2024/10/21

どんな設計者に依頼するのがいい?

 

 

 

 

今回は自分に合った設計者を選ぶにはどんなところで判断するのがいいのか?についてお話しました。 その前に・・ そもそも設計者ってどんな人たちなんだろうか・・と疑問に思っていらっしゃる方も多いのではと思いますので、まずは設計者の傾向やこんな人が向いているというところをお話しました! 設計者の傾向を知っていただいた上で、こんな人と一緒にお家や店舗を考えていけたらいいのではないかというお話をしています。

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Q1.設計者はいつもどんなことを考えているんですか?


A1.「建築のことしか考えていない」・・ディテールが気になるし、細かいところをみたがるし、知的好奇心が多い人が多いかな。

 

ディテールをみるというのはやっぱり多い。
以前、ASIA DESIGN PRIZE2024の授賞式で韓国にあるのザハ・ハディドさんの建物をみたときに、やっぱりつくりが面白いから、これはどうやってついているんだろう?表面のパンチングメタルが気になって、不審者のように隙間からみたりとか・・
あとは、検証したい・はかりたい欲が強い。からだの一部をスケールにしている。昔はコンベックスメジャーを持ち歩くことが多かったね。あとは、照度計もだね。照度をはかるのが好きだったから、この暗さはこういう感じか。雰囲気のいい照度はいくつかっていうのを調べていたよね。
最近はデシベル計をゲットした。きっと、なんでも数値化をして把握しておきたいんだと思う。設計に落とし込めるから。数値化しておくと なんとなくの答えがわかるから、普段からキャッチしようとしているよね。

 

あとは、変わった椅子があったらとりあえず座る。例えば、どれだけ素敵なカフェだったとしても、椅子と机の高さが合わないと、居心地が悪いし心から楽しめないよね?快適性って、そういうところの緻密さからきているんだよね。ディティールからきているから、写真とかをみておしゃれと思って行っても、実はそういうトラップがあったらまた行きたいと思わない。だから、こういうのを考えるときは、設計者という立ち位置でディテールをつめていった方が僕はいいかなと思う。
あとは、カメラが得意 (建築の)画角を気にするから カメラ得意じゃないと デザイン下手だよね 画角を意識するから 意匠と構造と設備 すごい勢いで 曲線でキャンチしているから どうやってもたせるんだろう 自分の職種に近い 部分をやっぱりみる フラワーコーディネーターもあるでしょ? 独特の感じ・・・ お花と話をしてしまう・・ 擬人化するよね 街中のお花と喋ったりするでしょ? 「美しいですね」 擬人化でも 建築でもしてますよね? からだに例えてた・・ 構造が骨で 血液はライフライン 給排水が血液・・ 意匠はなにかっていうと お化粧とか皮膚とか インテリアはアクセサリーとか

 

 

Q2.設計者に向いてる人って どんな人だと思いますか?


A2.知的好奇心が旺盛な人 興味を持つということをすっといける人は、やっぱり設計者として強い。

 

クライアントさんは趣味とか要望もバラバラ。
だから、それを調べたりするっていうのを深くやれるかどうかっていうのは 重要。
例えば家の中にアクアリウムをつくりたいというクライアントさんがいたとするでしょ?設計者だったら、水槽の重さがどのぐらいなのか。給水と排水が何のためにいるのか。座ったり立ったりする回数が多いんだったら椅子の高さってどのぐらいが適正なのか。作業レベルで考えると、立ったり座ったりしながら水槽を正面から見ることが多い。そしたら、少し椅子の座面が高い方がいいし、どういう水槽の配置、水の配置がいいのか?そんなことを考えるよね。そういうストレスを1つずつ削っていくと、そこに没頭できるようになるから。
設計者として、なにをしている瞬間が楽しいかなと想像する。楽しさを知るところまで没頭した方がいい。興味という着地点を見つけて、一定の水準までやって判断する。深く妄想して、判断できるところまでやる。食わず嫌いをしないってことは大事だよね。
だから、真面目さと愛情が必要かもね。そこまで深く考えることになるから、その人に対して愛情深くないと相手のことを知ろうとしないし興味もわかないよね。クライアントさんの趣味などが自分も好きかもしれないと思って、深掘りする・・妄想する。
あとは、リスクもしっかり考えること。建物のリスクも土地のリスクも。そこの土地を購入して、そこに住むということは、住む人に対して愛情があれば事前にリスクを把握しようとするから。

 

 

Q3.どんな設計者の人に お願いするのがいい?


A3.まず相性が合うということかな。真面目で建築への愛情と人への愛情が深い人。建物も土地も裏に隠れたリスクを感じ取ってくれて、深いところまで伝えてくれて、選択肢を出してくれる人かな。

 

あとは、クライアントさんの当たり前や持っている価値観・感覚というのを把握できるかどうか。その人の感覚をなんとなく自分に宿して、これだったらいいんじゃないかなというものを考え出す。
提案して、深いところまで書いてもらって、ブレストして、コンセプトをつくっていく。叶えたいことと、実際に持っている価値観が合わないときもあるから、要望が正しいかどうかというのを判断する必要もある。その人の要望、その人が住む実生活にとって、正しいかどうかというのを判断するってことね。
住み心地ってところでいうと、ビジュアル的にいいのと、暮らしやすいかどうかって別だから。その人に興味を持たないといけないし、深く考えた結果の意見を伝えられる状態にしなきゃいけないよね。
だから、感覚の共有って大事だよね。 そしたら空気感というのは自然とデザインできる。


その人(設計者)の考え方とか姿勢というのに共感できるかどうかがスタートなのかもしれないね。 より深く考えて結論まで出して、それをその方の感覚値とマッチするかというところを一緒に討論できる人。意見交換して、解決策を一緒に導き出してくれる人。全体のバランスを みてくれる人。
そして、そのためのコミュニケーションをしっかりとれる相手がいいのかもしれないね。

 

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もっと詳しく知りたい方は、ぜひYouTubeをご覧ください▾

https://www.youtube.com/watch?v=7XICPYUPY9o

 

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